2011年07月12日

きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)

ではでは、
エンジンのカスタムで~す♪

前回のミルスペックは、スライドの裏側がRタイプと
同じ形状だったので、ハイスペックではなく、Rタイプ
のエンジンを搭載しました。

しかし、今回のマグナテックのスライドの裏側は、
Rタイプの溝と形状が違うので、取り付け出来ません。


なので、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
こちらのハイスペックのエンジンをカスタムしていきます。
おぉ、あんまり見ない、シルバーのブリーチですね♪
シルバーモデルの銃にはシルバーのブリーチだとうれしいです、
WAさん・・・(望)


ノーマルのエンジンの中身はこんなになっていて、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
「GCS」(ガス・コントロール・システム)が内臓されております。
ブローバック側に余計なガスが流れると自動的にカットする
システムなのですが、どうもこのシステムは連射や冷えには
弱いみたいなんです。

自分のレースガン製作にあたり、内部は弄らないでメーカー
純正のままのエンジンの方がいいかなぁ~?と思って、
このハイスペックエンジンを積んで練習会などで撃ち込んで
いたのですが、スピードシューティングでは、どうも作動不良が
多くなってしまいました。

なので、このガス・コントロール・システム(以下GCS)を、取って
しまってシンプルな構造にした方が、早撃ちや冷えには強いと
思われます。

過去に当ブログにて、GCSをキャンセルするパーツをご紹介
しましたが、なかなか全ての方が入手する、と言う訳にもいきません。
なので、いつも通り、純正パーツを流用し、手軽にGCSキャンセルパーツ
を作ってみたいと思います♪


使うのは、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
このスペーサーただひとつ!


これは、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
普通のホームセンターで入手したジュラコン製のスペーサーです。
たまたま買ったのがジュラコンだっただけで、素材はなんでもいいと
思います。
この、太さ(内径)4.3mmというのがミソです!


このスペーサーをですね、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
画像のように、


パーツナンバー609の、「GCスリーブ」にハメます♪
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
なんと!ぴったり(驚!)


製品そのままの5mmの長さだと長すぎてフローティングバルブガイドが
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
最後までローディングノズルにはまらないので、


ちょっと削って、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
ローディングノズルにちゃんとフローティングバルブガイドがはまるように
調整します。加工は、たったのこれだけです♪


通常はスプリングで後ろに下がるGCスリーブを、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
このジュラコンのスペーサーをハメることにより、つっかえ棒となり
GCSの機能が働かず、ガスがそのままブリーチ側へと流れます。

これだと、機能がキャンセルされたガスがそのまま流れることになり
逆にリコイルが強くなってしまうので、ちょっと一工夫。


使うのはコチラ♪
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
「プロ・キラーF3.9」のエンジンに内蔵されている、
パーツナンバー138の、「FV ガイド・ワッシャー」です。


これを、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
GCスリーブに入れると・・・


ガスの通り道が狭くなり、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
ブローバック側に流れるガスの量を少なくすることが出来ます♪

これは、私がハイスペックエンジンを搭載したレースガンの調整で
困っている時に、あじゃさんと同じくらいWA製品に詳しい、「ともさん」
から教えて頂きましたぁ。ありがとうございます!
自分のプロ・キラーF3.9に組んであることをすっかり忘れていて、
本山に買いに行ったのはナイショです。


このワッシャーを組んでしまうと、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
フローティングバルブの軸がぶつかって、羽が最後まで下がりきらないので、


通常のフローティングバルブの軸を、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
画像のように短くすることが必要です。


こ~んな感じで、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
これが今回のビックリドッキリメカの全貌です♪

FV ガイド・ワッシャーを外してしまえば、通常のGCSキャンセルスリーブ
搭載時と同じになり、ガスが後ろへ垂れ流しになるので、「ドッカン ドッカン!」
としたリコイルを楽しむことが出来ます。


強いリコイルをお望みの方は、
きぃさんのホーグNM その4(GCSキャンセルパーツ)
画像のように、フローティングバルブガイドの中にある出っ張りを、
棒かなにかで叩き折って、ガスの通り道を広くしてあげて下さいね。


今までGCSキャンセルスリーブを入手することが難しかった方は、
ぜひ試してみて下さいね~。

ではでは。












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Posted by 子連れ狼 at 00:05│Comments(4)ホーグNM
この記事へのコメント
こんばんわ~。

>FVガイドワッシャー

私の知識が少しでも子連れさんのお役に立てたようで
私も嬉しいです♪
効果もあったとご連絡頂けましたし、私も一安心です。

>自作キャンセルスリーブ

これは素晴らしい!
市販の部材でこういうものを製作してしまわれる
子連れさんはやはり流石ですねぇ♪
最近、オクでもキャンセルスリーブを見かけなくなり
ましたし、市販の部品で代用できるのでしたら余程
良いですよね。
しかもオクのキャンセルスリーブより安いし!
こういったアイデアが湧き出てくる子連れさんは
やはり凄いです。
Posted by とも at 2011年07月12日 01:01
子連れさん こんばんは^^

早速組んで試してみました~♪
先ず感じたのがスライド後退スピードは差ほど変わらないんじゃないかな~というところでした。負圧だと確実にスピードが感じるのですが。

リコイルは、ノーマルと負圧の中間ぐらいかな?と。
マガジンの冷え、ガスの消費量、スライド後退スピード、リコイルショック等 トータルに見ると丁度イイ感じだと思いました^^

ハイスペックエンジン(ハイブリット仕様)好きな自分にはありがたいパーツです。ありがとうございました。m(__)m


でッ!試しにワッシャー外して試してみましたが、今まで使っているキャンセラーよりも最後のドンッ!というショックがマイルドに感じました。
Posted by やま at 2011年07月12日 22:34
ともさん、

いやぁ、
教えて頂きありがとうございました♪
お陰様で助かりました。

そうなんです、オークションでもキャンセルスリーブを見かけなく
なったので、それで作ってみましたよ~。
私の場合、削り出しとか、そういった加工は出来ないので、
なるべく身の回りにあるものを流用してのカスタムになっちゃいますね。
Posted by 子連れ狼子連れ狼 at 2011年07月13日 08:29
やまさん、

早速の組み込みレポートありがとうございますっ!

なるほど~、
リコイルが軽く感じる負圧で不具合がでる時には、
こちらを組んでのセッティングの方がいいということですかね?

私も、きぃさんのこれにしか組んでいないので、
あんまり撃ち込んでいませんし・・・(汗)


通常のキャンセルスリーブよりも、最後のドンッ!というショックが
マイルドなのは、ガスの通り道が狭いせいかもしれませんね。

引き続きご使用して頂いて、また何か気付いたことがありましたら、
教えて下さいね~。ありがとうございました♪
Posted by 子連れ狼子連れ狼 at 2011年07月13日 08:29
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